ひと昔前の集客ツールではない、飲食店の効果的なメルマガ配信成功事例

皆さんこんにちは、飲食店コンサルタントの三ツ井創太郎です。

昨年の11月・12月とは打って変わり、オミクロン株の影響により再び大きな影響を受けているお店が多いかと思います。また、当社ご支援先でも1月に入りお客様のご予約キャンセルが多くなったとのご報告を頂いております。さらに厳しい経営環境の中、本記事が飲食業界の復活に向け、少しでもお役に立てれば幸いでございます。

今回は低コストで出来るリピート集客ツールである「メルマガ配信」を活用した集客手法についてお話させて頂きます。

メールマガジンと聞くと一昔前のリピート集客手法だと感じる方もいるかと思いますが、コロナ禍において最小限のコストでリピート客の囲い込みが求められる今、LINE公式アカウントと並行して「メールマガジン」を活用して配信を行うお店が増えています。

メールマガジンでは使用するツールによって費用が異なりますが、一般的にLINE公式アカウントより低いコストで配信を行う事が可能です。法人客が多いお店や年齢層が高いお店ではLINE公式アカウントではなく、メールマガジンをメインのリピート集客ツールとして導入しているお店もあります。

そんなメールマガジンですが、まずは「どのようにお客様のメールアドレスを集め、配信を行うか」についてお話しさせて頂きます。

当社ご支援先ではGoogle社が提供する無料ツール「Googleフォーム」を活用し、お食事終了後のお客様に対してアンケートにご回答頂く事でお客様のメールアドレスを獲得しております。より回答率を高める為、「抽選でお食事券○○円分チケットプレゼント」のような特典を付けているお店はより多くのメールアドレスを獲得をしている傾向にあります。

我々のご支援先では以下の質問項目を基にGoogleフォームでお客様アンケートを実施しております。

①氏名

②メールアドレス

③お誕生日

④ご利用店舗

⑤来店回数

⑥お店を知ったきっかけ

⑦お店のQSC：料理の味/料理の提供時間/接客サービス/店舗の清潔感/お店の価格

⑧お店へのご要望やご意見（自由記載）

上記のようにメールアドレスを獲得するだけでなく、お客様からのご意見を集める事で店舗のQSCレベル向上に活用しております。

当社ご支援先ではお客様アンケートを基に氏名・メールアドレス・お誕生日の顧客データを基にメールマガジンシステムの「ステップメール機能」を活用し、お客様の誕生日にお得なご案内をしております。お客様の外食ニーズが高まるタイミングに対してお店側からアプローチする事で集客力の高い配信に繋がります。実際に当社ご支援先ではお誕生日に対するメルマガ配信で配信数に対して1%以上の来店率で集客に成功しております。

是非、競合がアプローチ出来ていない消費者のニーズに対してメールマガジンを活用して集客に繋げて頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

本記事が少しでも皆様のお役に立てば嬉しく思います。