大幅業績アップを実現したLTV型年間販促計画
皆様こんにちは
飲食店コンサルティング会社
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタント三ツ井創太
久しぶりに坦々麺を食べました。こちらのお店は「マー活」の人達が集う有名店。
当日も「マー活女子」が店内にちらほら。山椒=麻=マーを食べる「マー活」ブームはまだ続きそうですね。
さて今回のテーマは「大幅業績アップを実現したLTV型年間販促計画」です。
先日は全国展開をされているチェーン店様のご支援でした。こちらのブランドでは年間販促計画を見直してから業績が大幅に上がっています。
こちらのブランドの強みは「季節商品」です。今までも数多くの季節商品をリリースし、ヒット商品もたくさん出ていました。今回具体的に見直したのは、再来店導線の設計です。季節商品のリリースには広告費はさる事ながら、開発にも時間とコストがかかっています。
このコストに対してのリターンを最大化させる為には再来店導線の設計が不可欠です。
つまりコスト(開発、販促)をかけて来店して下さったお客様にどうやって2回、3回ご来店をしてもらうのか?
これを年間の季節商品リリース計画と合わせて設計していきます。いわば飲食店販促版のLTV(Life Time Value)=ライフ タイム バリュー=「顧客生涯価値」をどう設計していくのか。1回の販売促進が2回、3回の来店に繋がっていくように設計する事でLTVを高める事ができます。
では飲食店においてはどうやったらLTVを高める事ができるのか?私はその公式を次のように考えています。
飲食店販促版LTVの高め方
「季節性×QSC×次回予告」
①季節性
季節性(業態によっては話題性)を盛り込んだ商品を計画的に開発しリリース、販促する
②QSC
これはいつも私が言っている事ですが、販促をするからには「しっかりとした営業をする」という事が大前提です。QSCが低いお店で販促をしても逆効果になります。
③次回予告
今回の季節商品を召し上がったお客様に対して、お帰りの際に次回季節商品の予告をしっかりと行う。
この3つは単純なようですが、徹底できているお店はなかなかありません。なぜ徹底できないのか?その理由は「商品開発が遅れるから」です。商品開発が遅れると告知できる期間も短くなりますし、最終的には時間の無い中で惰性的な商品開発になってしまいます。
まずは計画的な商品開発をどうしたら実現できるのか?ここを徹底的に考えて実行していく事が起点となります。