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飲食店のアルバイト評価制度について|飲食店特化のNo.1コンサルティング「スリーウェルマネジメント

飲食店のアルバイト評価制度について|飲食店特化のNo.1コンサルティング「スリーウェルマネジメント

皆様こんにちは

飲食店コンサルティング会社

株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタント三ツ井創太郎です。

本日は飲食店のアルバイト評価制度についてです。

先日とある外食チェーン様でのご支援でアルバイトスタッフの評価制度を構築する事になりました。

こちらのチェーン様は3,000名ものアルバイトスタッフさんが在籍しています。

3,000名ものスタッフの評価となりますと、評価工数、データ共に膨大な数となります。

こちらの企業様も今まで何度もアルバイト評価制度の構築に取り組んでこられたようですが、

この膨大なデータに悩まされ、完全運用ができない状態であったとの事でした。

 

なるべく評価項目を減らして評価工数を減らしたいけれども、

しっかりと個人の能力やシフト貢献度等を評価に反映させていきたい。

 

一見するとトレードオフの関係ですが、こうした課題を解決するのが我々コンサルタントのお仕事です。

今回の私がご提案させて頂いた解決策としては大きく2つです。

 

①評価項目を「項目点数評価」から「項目レベル評価」に変更

例えば「オーダーテイク」というカテゴリーだとして。

「項目点数評価」の場合は

(1)オーダーテイク後にしっかり復唱確認ができる
1点・・・できている
0点・・・できていない

評価⇒1点

(2)季節メニューのオススメができる
1点・・・できている
0点・・・できていない

評価結果⇒0点

(3)※※※※※※
1点・・・できている
0点・・・できていない

評価結果⇒1点

といった具合に一つの項目毎に評点を選択、記載しなくてはなりません。

一方で「項目レベル評価」の場合は

レベル0(0点)・・・まだオーダーテイクには取り組んでいない

レベル1(1点)・・・しっかりと復唱確認をしてオーダーテイクができるレベル

レベル2(2点)・・・オーダーテイク時に季節メニューやオススメのご案内ができるレベ

レベル3(3点)・・・お客様のご利用人数やご利用動機、お客様のお好み等を伺った上でお客様のニーズにあった商品がご提案できるレベル

評価結果⇒レベル2(2点)

となります。この違いがお分かりますでしょうか?

同じ「オーダーテイク」というカテゴリーでも「項目点数評価」は3項目の評価をそれぞれ評価、入力していますが

「項目レベル評価」では1回の評価、入力となります。

この違いは3,000人分の評価となると非常に大きいです。

こちらの会社様も過去に評価制度を扱うコンサルティング会社に「項目レベル評価」の構築を依頼したようですが、断られてしまったようです。なぜなら「項目レベル評価」は各カテゴリーにおけるレベルやオペレーションを熟知していないと構築できず、項目設定が難しい為です。

 

②集計システムを構築

3,000人分もの評価となると、Excel等で管理をするのは容易ではありません。かといってシステム開発等を行うと膨大なコストがかかってしまう。

そこで今回は汎用性の高いアンケートアプリケーションを弊社で改造して使用する事にしました。これを使えば、各スタッフがスマホ等を使ってWEB上で評価入力ができるようになります。

10月よりこれら新システムで運用開始となります。

また運用しながらブラッシュアップをして参ります。

オープニングクレームを回避する方法

前回記事は上記からどうぞ!

 

飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。