飲食店LINE活用で集客を実現する方法～LINE公式アカウント料金プラン改定対策編～
皆さんこんにちは、飲食コンサルタント中島晶子です。
今回は2023年6月に改定される「LINE公式アカウント」の料金改定対策についてお話をさせて頂きます。
LINE公式アカウントの料金プラン値上げに伴い、メッセージ数にカウントされない配信方法の有効活用ノウハウをご紹介致します。
■LINE公式アカウントの値上げはいつ？？
ご存じの方も多いかと思いますが、LINE社は2023年6月にLINE公式アカウントの料金プランを改定することを発表しました。改定内容としては、下記表のとおり各プラン固定費は変わらないものの無料で配信できるメッセージ数が大幅に減少する為、実質の値上げとなりました。
これに伴い、「これまで通りにメッセージを送ると費用が高くなってしまうため、メッセージ数を抑えなければ．．．」と考えている飲食店様も多いのではないでしょうか？そこで、今回はメッセージ数を増やさずに情報発信をする方法をご紹介させて頂きます。
■LINE公式アカウント値上げ対策！メッセージ数にカウントされない情報配信方法とは？
実はあまり知られていませんが、LINE公式アカウントにはメッセージ数にカウントされない(課金対象とならない)配信方法があります。
【カウントされるメッセージ】
・メッセージ配信（絞り込み配信,ステップ配信含む）
・Messaging APIの「Push API」「Multicast API」「Broadcast API」「Narrowcast API」
【カウントされないメッセージ】
・LINEチャットの送受信
・応答メッセージ
・AI応答メッセージ
・あいさつメッセージ
・Messaging APIの「Reply API」
これらの「カウントされないメッセージ」を有効活用することによって配信数を抑えながらもユーザーに情報発信することが出来ます。
今回ご紹介させて頂くのはこの中の、「応答メッセージ」という機能です。応答メッセージとは、ユーザーから特定のメッセージが送付された際に自動で事前に設定した返信が送られる機能となります。
この応答メッセージですが、トーク画面下部に表示されるリッチメニューと合わせることでさらに効果的に情報発信をすることが出来ます。
■リッチメニュー×応答メッセージで日替わりメニュー紹介
焼肉や海鮮(和食)、焼鳥業態で店舗展開されている当社ご支援先ではこの応答メッセージとリッチメニューを合わせた有効活用で配信数を抑えながらもユーザーに情報発信を行っています。
まず、リッチメニューに「本日の鮮魚／日替わり魚介」の項目を設置し、それが押されたときに「本日の鮮魚」というテキストが送付されます。さらに「本日の鮮魚」というテキストに自動応答メッセージが反応し、本日の鮮魚情報が自動配信されるという仕組みになっています。
この機能により日々の配信がなくてもリピート顧客は本日の鮮魚の内容が気になった際にここから内容を確認することができるようになりました。
■あいさつメッセージでクリック率をさらにアップ↑↑
さらに、この「本日の鮮魚／日替わり魚介」の機能をLINE友だちに認知してもらう仕掛けとして、友達登録時に自動配信される「あいさつメッセージ」(これもメッセージ数対象外)にてリッチメニューの説明バナーを入れています。
現在ではこの「本日の鮮魚／日替わり魚介」ボタンは月間2000クリックを達成しており、配信数に加算されない情報発信を2000通送付することができています。
この機能は配信費用の削減だけでなく、気になった人にのみ情報発信されることによるブロック率の低減にも効果があります。さらに、こちらの店舗ではこれまで本日の鮮魚情報について電話で対応していたため、電話オペレーションの削減にもつながり、まさに一石三鳥の機能となりました。
日替わり商品の紹介以外にも、クーポンや店内企画の定期配信等に応用できますのでぜひ皆様のお店でも応答メッセージを活用した情報発信に取り組まれてみて下さい。
■【WEB&来場開催】焼肉・居酒屋・飲食店のアフターコロナの圧倒的集客成功事例公開セミナー
LINEの集客成功事例に加えて、Instagram、Googleビジネスの活用ノウハウや年間販促計画の運用ポイント、さらには原価低減のポイントを成功事例をもとに解説させて頂く【焼肉・居酒屋・飲食店のアフターコロナの圧倒的集客成功事例公開セミナー】を開催いたします！
開催日
【来場】4月12日(水)
【WEB】4月20日（木）/ 4月21日（金）
