【2021年最新版】飲食店売上アップの為の集客方法アイディア集vol.1
【飲食店集客手法17選】飲食店において最も重要な売上アップを実現する為の集客アイディア集を多数ご紹介！
経営コンサルタントが教える売上アップを実現する為の実践的ノウハウの大公開！
集客に伸び悩んでいる飲食店経営者様必見の内容となっております。
Ⅰ．飲食店における集客とは
飲食店の売上公式とは
飲食店において集客を理解する為に、まずは飲食店の売上公式を理解する必要があります。
飲食店の売上公式とは、
（１）客数
（２）客単価
によって決まります。
つまり、飲食店における集客とは“売上アップを実現する為の一つの手法”であります。
Ⅱ.客数と客単価の内訳とは
上記の売上公式では客数と客単価をさらに細かく分解する事が出来ます。
・客数の内訳は
（１）新規顧客
（２）リピート顧客
・客単価の内訳は
（３）一品単価
（４）オーダー数
に分ける事が出来ます。
つまり飲食店の売上アップを実現する為には
・新規顧客を増やす
・リピート顧客を増やす
・一品単価を上げる
・オーダー数を増やす
上記4つの内どれかを向上する事で売上アップに繋がります。
今回はその中でも集客に関する情報をお伝えします。
つまり、新規顧客とリピート顧客のご来店が向上する為のアイディアと最新トレンド情報をご紹介します
Ⅲ.デジタルマーケティングによる新規客獲得方法
①ポータルグルメサイト
（１）食べログ
重要度★★★★★
日本国内で最も有名なグルメサイトの一つであり、ランキングや口コミが人気を呼び数多くの方に利用されているグルメサイトです。
老若男女問わず利用されている為、飲食店にとって非常に重要度の高い新規顧客獲得方法です。また、首都圏の飲食店では非常に効果が高く、ユーザーから一定数の評価（評価3.5以上）を受けると最も集客効果の高い新規顧客獲得施策になる場合もあります。
SEO上の検索順位も高い為、導入するとすぐに集客に繋がる見込みが高いグルメサイトの為、多くの飲食店が食べログを導入しています。
食べログのマイナスポイントは、ユーザーがネット予約を利用した際の送客手数料（ランチ：100円/1人・ディナー：200円/1人）が他グルメサイトに比べ高い事です。その為、多くの飲食店では食べログネット予約から、自社ホームページや顧客台帳への直接予約に誘導しているケースが多数見受けられます。
（２）ホットペッパーグルメ
重要度：★★★★
ホットペッパーグルメは食べログと違い予算条件を決めた上で飲食店を探す顧客が多い為、低単価業態がより効果的です。
他にもホットペッパービューティーの流れから20代～30代の女性がメインユーザーであるのが特徴で、女性に人気なイタリアン業態やバル業態は効果が高い傾向にあります。
また、地域によっては食べログよりも集客効果が高いケースもある為、競合店次第では積極的に導入を検討したいです。
ホットペッパーグルメのマイナスポイントは、食べログ同様に送客手数料（ランチ：10円/1人・ディナー：50円/1人）が掛かることと、掲載費用も最大18万円/月と高く、費用に応じて掲載順位も変更する為、競合店次第では自店舗の掲載費用も高めに設定しなければいけない場合があることです。その為、集客効果は高いが販促費率が高くなってしまうケースが多いので注意が必要です。
【ワンポイント】
（掲載費用+送客手数料）÷誘因売上×100＝販促比率（％）
飲食店の販促比率目安：売上に対して2%～15%が目安
（３）ぐるなび
重要度：★★★★
ぐるなびは30代以上のサラリーマンが主に利用している為、法人数が多い繁華街エリアでは効果が高い傾向にあります。月額1万円～掲載できるので比較的費用が低い傾向にあるります。また、地方ではぐるなびの支持が最も高い場合も見受けられる為、エリアによっては導入必須の場合もあります。
マイナスポイントは上記2媒体と同様に送客手数料（ランチ：50円/1人・ディナー：200円/1人）が掛かってしまうことです。
②Googleマイビジネス（MEO対策/ローカルSEO）
重要度：★★★★★
Googleマイビジネスは2014年6月に公開された、Google検索やGoogleマップへ店舗の情報を表示するための無料登録システムです。
例えば『東京 飲食店』と検索すると下記のようにマップと飲食店舗が表示されます。皆様も一度は見たことがあるのではないでしょうか？
現在ではGoogle検索やGoogleマップを利用するユーザーが多く非常に注目されている新規顧客獲得方法です。
Googleマイビジネスの大きな特徴は、ユーザーが飲食店を探す際にGoogle検索を利用した場合、検索結果の一番上に掲載される事です。
【重要なワンポイント：Googleマイビジネスからの集客効果を高める為には】
・内部評価：自店舗の情報設定や配信内容などの評価レベル
・外部評価：自店舗以外のユーザー等からの評価レベル。（よくサイテーションと呼ばれる。）
・口コミ評価：自店舗に対するユーザーからの口コミ評価レベル
・検索位置評価：ユーザーの検索位置に対して自店舗の評価レベル
ユーザーからのニーズが高まっている中ので、適切な対策を行うと即時効果が出やすい傾向にあります。
関連記事：MEOとは？【完全攻略】MEO対策の基本から応用まで徹底解説！
③Instagram
重要度：★★★★
主に若年層の女性を中心にInstagramの「ハッシュタグ検索」で飲食店を探す検索方法が急増しています。その為、話題性の高いお店はInstagram上で広がり、圧倒的な集客力に繋がるケースも多々あります。近年ではフォロワーを一定数獲得しているInstagramユーザーを「インフルエンサー」と呼び、インフルエンサーに自店舗のPRをしてもらうことで新規客を獲得する「インフルエンサーマーケティング」も増加しております。
「インスタ映え」という言葉が流行したように、写真映えするような商品を提供している業態ではInstagramの活用は非常に重要な施策になります。
また、Instagramではぐるなびと予約連動が出来るように仕様変更があり、より飲食店にとって活用しやすいSNS媒体になってきました。
④コンテンツマーケティング（SEOブログ）
重要度：★★★
特定のキーボードでGoogle検索をしたユーザー（オーガニック検索）に対してブログにより自社ホームページへ誘導し新規客を獲得する方法です。検索キーワードは限られるますが、自店舗への来店動機の高いキーワードに対して対策を行う事で目的来店性の高い集客導線を構築する事ができます。
また特に、宅配弁当やケータリングサービスの場合はコンテンツマーケティングが重要な施策の一つになってくる為、SEOの理解度が求められます。
⑤Yahoo！プレイス
重要度：★★★★
2020年からGoogleマイビジネス（MEO）に続き、Yahoo！からもSEOの上位で飲食店舗の掲載がスタート。
店舗管理画面の操作性は低いが、飲食店経営においてGoogleだけでなく、Yahoo！でもしっかりと対策していく必要がある。
先日スタートしたばかりの機能の為、競合店と差を付けたい方は早めに対策を行っていく事がおすすめ！
Ⅳ.アナログマーケティングによる新規客獲得方法
①口コミ
重要度：★★★★
お店の常連客やリピート顧客から発信される信頼度の高い情報をもとに、ご来店いただく集客手法です。
口コミ集客を高めるには、「美味しい」「楽しい」など顧客を飽きさせない仕組みを絶えず発信していく必要があります。
②ポスティングチラシ
重要度：★★★
店舗周辺の住宅ポストに対してチラシを配布するアナログマーケティング集客方法です。
エリアによって集客効果が大きく違いが出るのが特徴です。効果の高いエリアでは、毎週、毎月と一定間隔で配布を継続利用することで、顧客に対する刷り込み広告効果の期待も出来ます。
③FAXDM
重要度：★★
店舗周辺ン法人に対してFAXでDMを配布し、集客方法です。大企業向けよりも、中小企業向けの、法人規模が小さいエリアではより効果が高い傾向にあり、忘年会コースや歓送迎会コースの打ち出しを行う事で、反響率が低くても1組来店人数が多い傾向にある為、販促費が下がりやすい傾向があります。
【ワンポイント】
誘因組数÷配布枚数×100＝反響率
④法人営業
重要度：★★
店舗周辺の法人に対して飛び込み営業を行う集客方法です。同業のサービス業への法人営業が効果的で特に美容院やパチンコ屋、カラオケ店等は快くサービス券を受け取ってくれるケースが多く見受けられます。法人営業もFAXDMと同様で忘年会や歓送迎会の時期に実施すると効果が高い傾向にあります。
⑤店頭看板/外観（ファサード）
重要度：★★★★★
店頭看板や外観は路面店において非常に重要な部分であり、低単価業態ではWEB掲載費を抑えながら集客をしていく為、より重要です。
繁盛店を参考にする事や、競合店と比較する事でより入店しやすい店頭にブラッシュアップしていく工夫を加えていきましょう。
次は集客最大化の為に必要な最新リピート客化戦略と年間MD計画についてお話させて頂きます！
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皆様のご参考になれば幸いです。