飲食コンサルタント養成講座開講!
皆様こんにちは
飲食店コンサルティング会社
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタント三ツ井創太
先週末は香港&中国出張でした。
今回の出張は元船井総研時代の仲間で、現在は活動拠点を香港にも持たれている佐橋社長と、元アクセンチュアのITコンサルタントから上場人材コンサルティング会社の中国支社長を務められた中社長とタッグを組んでのマーケティング&マネジメント&人材コンサルティングでした。
今後、中国大陸では様々なプロジェクトがキックオフして行きそうでとても楽しみです!!
さらに今回の出張では今年11月から日本で開講予定の「飲食コンサルタント養成講座」を中国で先行開講しました。この講座は飲食コン
日本でも11月26日開講に向けて現在準備を進めております!
こちらはまた近々詳細をご案内させて頂きます。
飲食店コンサルタント養成講座【外食商圏理論】
今回の講座は「外食商圏理論」でした。
一般的な商圏分析に関しては、様々な手法やシステムがありますが
以前にブログ「飲食店の当たる立地の見分け方」いう題で執筆させて頂きましたが、今回はもう少し詳しく説明します。
多店舗展開の出店可否判断における商圏分析で大切なのは、次の9つのポイントです。
飲食店の出店可否判断で重要な9つのポイント
①自社の商圏を見極める
商売の基本は誰に(ニーズと商圏)、何を、どう売るか、まず自社の商
②自社のKPIを見極める
自社の売上と相関関係がある指数=KPIを相関性分析等で見極め
※相関性分析の詳細に関しては「飲食店の当たる立地の見分け方」をご覧ください
③出店候補地のKPI指数を算出する
候補地におけるKPI指数を算出し、既存店KPIとの比較分析を
④KPI数値から主に3パターンの売上予測を行う
上限値、平均値、下限値3パターンの売上予測を行います。さらに
※上限値、平均値、下限値に関しては、それぞれの可能性を加味してリスクウエートを加重平均してアベレージを算出する場合もあります。
⑤損益分析点売上高を算出する
投資金額と固定費、変動費からBEP(Break-Even Point)=損益分岐点売上高を算出します。
⑥損益分岐点比率を分析する
⑤の損益分岐点売上高が④で行った最下限売上に対してどの程度の比率=損益分岐点比率なのかを算出します。
⑦3パターンの売上予測におけるROIを算出する
④で算出した3つの売上予測におけるROI(Return On Investment)=総投資利益率を算出します。
極端な話ですが例えばROIが低い場合は、同じ資金を投下するなら海外の投資商品に投下した方がリスクが少ないという考え方もあります。
⑧業態アレンジを検討する
商圏特性を踏まえた上で、既存業態のアレンジを行うのか、新業態でいくのか等を検討します。
⑨出店の意思決定を行う
最終的に①~⑧までを加味して出店の意思決定を行います。
商圏分析による出店可否判断で重要なのは単純に「売上を当てる」という事では無く、
1.その商圏の特性を認識した上で 2.投資とリターン、リスクを把握し 3.仮説を立てた上で総合的な意識決定を行い
4.結果が仮説と異なった場合はその要因を分析する事で 5.自社の出店係数をブラッシュアップしていくという事です。
前回ブログは上記よりどうぞ!
飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。