年商10億円を突破する為に最初にやるべき事
皆さんこんにちは
飲食店コンサルティング
株式会社スリーウェルマネジメント代表コンサルタントの三ツ井創太郎です。
本日のテーマは「年商10億円を突破する為に最初にやるべき事」です。
弊社のクライアントで創業4年で年商10億円を突破された方がおられます。
創業10年以内に年商10億円を突破しようとすると必ず必要となるものがあります。
皆さんはお分かりになりますでしょうか?
分かりやすい例として「車のレース」を考えてみて下さい。
例えば「車のレースで優勝する」という目標を掲げた場合にどうしたら優勝できるでしょうか?
「アクセルを常にベタ踏みで全速力で駆け抜ける」
どうでしょう?これをすると恐らくエンジンが焼き付くか、カーブが曲がり切れず激突して途中リタイアになってしまいます。
飲食店の経営も同じです。年商10億円を目指して、やみくもに出店攻勢を行う事は大きな危険を伴います。
ではどうしたら良いのか?
あえて分かりやすい例えとして「レース優勝=年商10億円達成」とした場合に必要な要素は下記となります。
①レーサー=経営者力
②エンジン=業態力
③ガソリン=資金力&人材力
④コース組み立て=物件選定(獲得)力
そしてこれ以外に必ず必要となるものがあります。
それは・・・・・
コクピットです
つまり、店舗や会社全体の状況を正確かつスピーディーに把握する為の計器(コックピット)=計数管理が必ず必要となります。
そしてここで言う計数とは、売上、原価、人件費、営業利益等の経営成績だけではありません。
これらの計数はあくまでも結果です。大切なのはこれら結果に紐づくプロセスの見える化です。
結果に繋がるKPIを定め、そのKPIを常に定点観測、分析し対策を講じていく事が重要となります。
この「KPIコックピット」を構築しておかないと、店舗や会社で起こっている異常の察知が遅れ、重大なトラブルに発展してしまいます。店舗の業績をこう構成するKPIを抽出し、それらKPIを一元管理する帳票を作成し、毎回の会議等でKPIの向上に向けたPDCAサイクルを回していく。これが「KPIコックピット経営」です。
KPIコックピットシートの参考例
なので私が年商10億円達成に向けたコンサルティングを行わせて頂く際には、最初にこの「KPIコックピット」の構築をするようにしています。
前回記事はこちら
飲食店経営者の皆様のご参考になれば幸いです。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。