飲食店がアフターコロナでV字回復する為に今からやるべき事
全国地方行政の間で2021年版go to eat再開等の議論がスタートしています。飲食店にとっては嬉しいニュースである反面、年末に向けての営業再開には大きな課題もあります。
先日は焼肉店を30店舗する企業様のご支援
アフターコロナに向けて店長研修を実施させて頂きました
なぜ今店長研修が必要なのか
アフターコロナでV字回復する為にはQSCが肝
アフターコロナにおいてv字回復する為に一番大切な事は何ですか?と聞かれたら私は迷わず
「QSCです!」
と答えます。QSC向上の重要性は何も今に始まった事ではありません。
ではアフターコロナのV字回復においてQSCの重要性が高まっているのか?
コロナ禍で多くのお店が通常営業を出来ていない状況です。自粛エリアでは大手居酒屋チェーン等はほぼ全てのお店が休業状態。
11月位からワクチンパスポートや飲食店の営業再開の動きが活発化し、大手居酒屋チェーンも数百店舗のお店を再開する。
1年以上も休業していた数百もの居酒屋が一斉に営業を再開する。ここで起きる問題は
「QSCの崩壊」
QSCレベルどころか人が足りない、もしくは教育が全く追いつかず、まともな営業すら出来ないお店が続出します。
Go to Eat等も再開し、せっかく外食ができるようになったのに、久しぶりに馴染みのお店に来たらQSCがめちゃめちゃ。
こうしてコロナ禍前の馴染みのお客様を失っていく。
そしてQSCレベルが高いお店にお客様が集中する。
この「QSCの二極化」が今年12月からの経営課題になります。
今回のご支援先の研修では経営理念の落し込みから、店舗のQSC基準の落し込みまでを3時間かけてみっちり行いました。
この研修には店長育成という目的の他にも裏目的があります。
それは社内研修担当者の育成です。
初めての開催という事で今回は私が講師を務めさせて頂きましたが、研修ノウハウを社内の教育担当の方にしっかり学んで頂き、今後は研修担当の方に全スタッフを対象にした月1回の研修をスタートして頂きます。
「教育は店舗で店長任せ」
これでは長引く自粛営業で失った体力(QSCレベル)を取り戻す事はできません。
どんなに素晴らしいプロ野球のスター選手でも1年以上試合も練習もしていなければ、まともにプレーする事はできません。
当然、コロナ禍の第●●波が発生し年内は営業自粛を強いられる可能性もあります。
しかし、どんな状況になってもスタートダッシュをできるように準備しておく事は無駄にはなりません。
アフターコロナに向けての準備はもうスタートしています。
最後までお読み頂きありがとうございますm(__)m